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ACTIVITY

学生のための政策立案コンテスト2015


「学生のための政策立案コンテストGEIL2015」は2015年8月21日〜8月28日に開催されました。80名の定員に対して過去最多の350名超からご応募いただいた今回は、政策立案の座学のみならず、官庁訪問、フィールドワークといったイベントを交えつつ7泊8日の間政策立案をしていただきました。
それだけではなく最終日には各党の政調会長クラスの政治家をお呼びし衆議院議員第一会館で開かれた未来のための政策提言フォーラムを開催し、コンテスト後には厚生労働省・財務省に提言を行いました。
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政策案テーマ:税と社会保障


問題意識
「将来世代の担い手たる学生と政策の乖離」
・学生に政治の本質である政策を理解させる
・学生の意見を政策案という形で政治・社会に発信する
この二点を今回のコンテストでの目的といたしました。
MISSION
少子高齢化が進み、財政的な厳しさが増していくと予想される中で、今後の日本を持続していくため、2035年までに税と社会保障を改革せよ。
また、政策を考える際には、どのようにして国民の合意を得るのか「十分に考慮し、目指す国家や個人の生活の形を明確にすること。
→コンテスト課題文はこちら

最優秀政策案


学生のための政策立案コンテスト2015の最優秀政策案は「互助に基づく全世代包括ケアシステム」でした。
互助の精神を基調とし、高齢者が地域貢献を通して生きがいを持つことで、なるべく公助に頼らない高齢者の自助を推進していく社会を目指したところがこのRチームの政策案の特徴です。
最優秀政策案の詳細はこちらをクリック↓

コンテスト概要


開会式・基調講演
基調講演登壇者
辻哲夫東京大学高齢社会総合研究機構特任教授(元厚生労働省事務次官)に少子高齢化社会における社会保障の現状と展望についてお話しいただきました。
長年社会保障分野に携わってこられた辻様の熱のこもったお話しを伺うことで、参加者も自分の将来を重ねつつ、社会保障の未来に強い危機感を感じました。
フィールドワーク
戦略策定風景
医療・福祉・社会保障・貧困など様々な分野に取り組んでいる施設を実際に訪問し、お話しを伺いました。
参加者は日常では足を踏み入れないような社会保障の現場に実際に足を運ぶことによって、現行政策が現場でどのように運用されているのか、その問題点はどこにあるのかということを学びました。
官庁訪問
コンサルテーション風景
財務省・厚生労働省を訪問し、政策担当者から講義を頂き、質疑応答にご応答いただきました。
インターネットや本を読むだけでは理解されない天について実際に政策立案に携わっている方々からお話しを伺うことで当該分野をより深く理解することができました。
コンサルテーション
プレゼンテーション風景
「税と社会保障」分野の有識者20名にご参加いただき各チームの政策案のブラッシュアップを行っていただきました。自分たちの議論では見落としていた視点を有識者の方々からご指摘いただくことで、より多様な視点から当該分野を見つめ直すことができました。

未来のための政策提言フォーラム


未来のための政策提言フォーラムはGEILが理念として取り組んでいる若者への政策への理解を深めるきっかけとして用意しました。
各党幹部の国会議員の4名の方に入場いただき、前日の予選を勝ち抜いた4チームよりプレゼンテーションを行いました。プレゼン後は国会議員の方々と各チーム代表者、GEIL副代表を交えた9人でパネルディスカッションを行いました。各政策案の評価や、社会保障に対する考え方を伺うことができました。
またTwitterやAirTalkを用いることで会場からの疑問にパネリストから回答してもらうというような試みを行いました。
その後、観覧者に投票をしてもらい最優秀政策案を決定しました。
最後には最優秀政策案をさらにより良いものにして提言を行うため、政策案のブラッシュアップをする時間を設けました。フォーラム参加者からは政策案に対する疑問点や改善点が活発に飛び交いました。
<未来のための政策提言フォーラムパネリスト>
(肩書き・所属は2015年9月時点, 順不同)
河野太郎自民党行政改革推進本部長
石井啓一公明党政務調査会長
細野豪志民主党政策調査会長
柿沢未途維新の党幹事長

取材実績


・NHKクローズアップ現代
・TBS news
・日本テレビ政治部
・公明新聞
・東京新聞(2015/08/29 朝刊政治面)
・雑誌JACK STREET BOYS
・日立コンサルティングニュースリリース
・リクルート就職ジャーナル
・livedoor news
第10回マニフェスト大賞受賞
GEILが1999年から一貫して「政策分野」にこだわり活動を継続していたことが評価され、2015年11月に「優秀マニフェスト賞」を受賞しました!